犬の診療について

近年、犬や猫は日本社会において「家族の一員」としての存在になり、かつては考えられなかったほど長生きするようになりました。
その一方で、長寿によって発症するさまざまな病気も増えてきています。そうした変化に対応するかのように、獣医療は日々進化し、診断・治療の技術も大きく向上しています。

当院では、現代の獣医学にもとづいた知識と技術を活かし、高度な医療設備のもとで動物たちの健康をしっかりとサポートしています。
病気の診察や治療はもちろん、日常のお手入れや食事、しつけに関するお悩みまで、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

また、セカンドオピニオンにも対応しております。
難治性の疾患や治療法、手術に関する不安や疑問がありましたら、どうぞ遠慮なくご来院ください。

一般診療項目

サポートドクターとしての在り方を基本理念とし、総合診療を基本とした質の高い医療を提供しています。

各種検査

血液一般検査血液生化学検査ホルモン検査
アレルギー検査レントゲン検査内視鏡検査
超音波検査CT検査眼科検査
皮膚科検査細胞診病理組織検査
尿検査糞便検査

各種外科手術

当院では、腹腔鏡を用いた低侵襲手術をはじめ、電気メスや血管シーリングシステム、レーザー外科装置などを活用し、
動物たちへの負担をできるだけ抑えた、安全で痛みの少ない手術を心がけています。
避妊・去勢手術をはじめとして、消化器・腫瘍・整形など幅広い外科手術に対応しております。

なお、より高度で特殊な処置が必要な場合には、適切な二次診療施設をご紹介いたします。

ペットドック(健康診断)

寿命が短く、不調を言葉で訴えることができない動物にとって健康診断は人間以上に重要となります。
当院では定期的なペットドックを実施しています。お気軽にお問い合わせください。
※基本的に年に一回(10歳を超える高齢犬は年二回)の検査をお勧めしています。

マイクロチップ

阪神・淡路大震災をきっかけに、ペットの身元を明確にする取り組みが進み、個体識別ができるマイクロチップの重要性が高まっています。
マイクロチップは、災害時や迷子になった際に、飼い主さまとペットを再び結びつける大切な手段です。

令和4年6月1日からは、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬や猫へのマイクロチップ装着が義務化されました。
詳しくは、下記リンク先をご確認ください。
環境省『犬と猫のマイクロチップ情報登録』

また、海外に犬や猫を連れて行く場合、渡航先によってはマイクロチップの装着が必要となることがあります。事前に各国の大使館などで最新の情報をご確認ください。